元本保証のある資産運用があるというのは本当か

世の中には元本保証のある運用商品があるというのは本当でしょうか。資産運用が通常となってきた今の世の中、元本保証のあるハイリターン商品と言われると興味が出てくることは間違いありません。しかし、この元本保証の金融商品というものは一般的に考えて「世の中には存在しない」と思ったほうが良いかもしれません。

現在の法整備の中では運用資金が1000万円以内であれば日本国内の銀行の預金口座に預けることで元本は保証されます。普通預金口座の雀の涙ほどの利息でも運用と考えるのであれば元本保証の資産運用であることには間違いありません。しかし、ここを読んでいる皆さんにとっては資産運用というと、元の資産をできるだけ大きく増やしていくことにあるのではないでしょうか。

そのように考えた場合、比較的安全に運用できる投資信託などでも元金の完全な保証はありません。株式はもちろん、外貨預金でも元本の保証はないのです。それをあえて元本保証と言って集客をしているのであれば、それは元本を保証するリスクを販売元が負うということになります。販売元が仮にリスクを負うのであれば、もしものときに提供元が資金難で無くなる可能性もあり、投資する方としては決して賢い選択とは言えない投資になります。

しかし、世の中にはいろいろな方法で元本保証と言って集客をしている金融商品があります。中には土地を購入してそこで農作物や家畜を育て、とれた果実の販売益を配当として元本は保証するといったような商品もあります。以前からこの手の商品は世の中に出回っていますが、結末まで良いものはほんの一握りに過ぎません。配当で元が取れていればまだ良いですが、中には数回の配当のみであとは連絡がつかなくなったり、配当が入金されなくなったりという事象も多くあるのです。その他にもその時節に合わせた金融商品が世の中には多く出まわっています。しかし、この手の新しく出てきた金融商品や、以前からある金融商品の中でもちょっと危ない金融商品は数多くあります。よほど詳しく内容が把握できて熟知している業界への投資でも、金融商品としては必ずリスクがつきまとうということは間違いのでそこはしっかりと理解しておく必要があります。

運用していきたい資産が大切なものであればあるほど、こういった商品には手を出さないのが無難です。後から「元本保証って言ったのに!」と騒いだ所で後の祭りです。ある程度の金額が集団訴訟などで帰ってきたとしてもそれはあくまでも元本が最大。状況によっては支払いが行われない(できない)というのが通常です。しかも裁判にはかなりの時間が割かれます。

しかし、このような商品には様々な他にはない「面白さ」があります。少し余裕があるような状態であればこの手の商品に投資をしてみるのも楽しいかもしれません。

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